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http://www.net-web.ne.jp/fris/yaminoken3.htmぼくは、もともと友情、勇気、希望、連帯、というジャンプワールド的小説を書いていたのですが、数年も書けない時期が続いていて、フラストレーションが溜まっていました。
そのせいか、闇の拳1,2は、そういったプラスの基軸というか、人のあるべき姿を描かなくてよいという気楽さがはたらき、思い切り、暴走した感がありました。
しかし、さすがのぼくも、この闇の拳3では、自分を制御し、ストーリーやら「萌え」のポイントなどを計算して具体化する作業ができるようになりました。
グラマーな主人公が当身を知り、それに次第に翻弄され、心を乗っ取られ、やがて、肢体までも操られるまでになっていく。
それだけでなく、インクナスに敵対する組織エテルナがあり、それによって、一時的にせよ、レオが窮地に陥る、という展開も用意できました。
このエテルナの存在を作り出せたことで、ぼくの中で、世界観の奥行・未来像が、また少しクリアになった感じがして、これは、もっと長く書けるな、という手ごたえと、そろそろ終わらせなければならない、という抑制的な気持との葛藤が生じたことも確かでした。
この時は、葛藤は後者の勝利となり、次作となる第4話でオーラスにしようと決心していました。
はじめて蛇行する心模様を、多少なりと深く描けたためでしょうか、本編の主人公、由紀・サワイ・ヤンソンは、好きなキャラクターになりました。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-159943/
- 2012/06/30(土) 08:34:10|
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http://www.net-web.ne.jp/fris/yaminoken2.htmこの「闇の拳2」は、前作「闇の拳」で止まらなくなった執筆意欲のままに書き飛ばした、という作品です。
ただ、一作目と比較して、唯一、クリエイティヴな点は、当身を受ける女性を和服で統一させようという試みでしたが、それも、後半でレナとマキを出した時点で怪しいものとなってしまいました。
後半などは、もうほとんど「来るなら来い」的なヤケクソなほどの書き殴りであったことを覚えています。
なぜ、こうなってしまったかといえば、これは簡単で、自分で自分が抑制できなくなっていたからに他なりません。
欲望の赴くままに書いた、というか、欲望によって書かされたというか、とにかくそんな狂熱であったわけです。
その意味で、またまた、パート1に続き、このパート2も恥ずかしい作品となってしまったわけですが、この奔騰する情熱を叩きつけ、吐き出す時期がないと、今のように作品をコントロールできるぼくは、いなかったのは確かです。
インクナスという超巨大非合法組織がある、という設定を前作で出したことで、レオにはどんなことでもさせられるわけで、そういった自由さが、作品を悪く言えば放埓に、よく言えば情熱的にできたのだろうと思います。
とはいえ、和服への当身は、帯への打撃ということで、時代劇ではお決まりのパターン。
これを複数回にわたって書けたのは、純粋に嬉しかったです。
また、レオの必殺技スパイラル・ドラグーンの原型がはじめて登場するのも、本作。
↓にも収載されています。よろしければ、お買い求めくださいませ。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-159943/
- 2012/06/23(土) 19:29:58|
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http://www.net-web.ne.jp/fris/yaminoken.htmもう10年以上前になりますが、インターネット普及初期当時、腹パンチの巨大サイトがありまして、そこに投稿させていただいたのが、この作品「闇の拳」でありました。
当時、ぼくは、プロ作家を目指していましたが、自分の、この性癖は劣等感以外のなにものでもなく、絶対に小説の題材になどできないし、してはならないと思っていました。
しかし、そのサイトでは多くの方々が文章や絵で自分の性癖を表現していて、それを見て、ぼくは、大いなる勇気をもらったのです。
たった一作でいいから、自分の劣等感を力に変えて物語にしてみよう。
その情熱から生まれたのが、この「闇の拳」でした。
ですから、執筆中は、これを投稿したら、もう二度と自分の性癖を用いた作品は書くまいという悲壮な決意をかためていたわけです。
しかし、レオというキャラクター、そして、国際誘拐連合(INternational Kid-Napping ASsociation)通称インクナスという組織を生み出した時点で、ぼくは、作者というより、一読者としてさらにその次の物語を読みたくなっていたのです。
こうして、ずるずると書きつづけ、いつの間にか、レオの活躍も第5作になり、おかげで、ぼくも印税をいただけるようになりました。
こうして読み返してみると、この第一作は、じつに稚拙だなあ、というのが正直な感想。
ほんとうに勢いだけで書いてしまったために登場人物に深みがない。
そこがいいんだ、というファンの声も頂戴するわけですが、作者としては複雑です。
以来、当身・腹パンチ小説なるジャンルを書きつづけているわけですが、なにより大切にしているのが、作品自体が小説として完成しているということ。
なぜ、腹なのか、なぜ、拉致するのか、この人はどういう人で、真の目的は何で、伏線をどういう風に配置して・・・それらすべてを適切に小出しにして、しかも、ラストまでにすべてを完全に種明かしをして終わらなければならないのがプロの小説だとすれば、腹を殴ることに終始してしまった、この第一話は、スピード感以外は、納得がいかないというのが、作者の本音です。
ただ、この手法ですと、どうしても種明かし部分に当身・腹パンチシーンを持ってこられず、「萌え」のないままにドラマを終えることになってしまう。
作者としては、そこが忸怩たるところではあって、悩みでもあります。
その点では、そういう小説の創作作法を無視したことで、最後までいっきに読み終える作品に仕上げられたこの第一作は、逆に評価に値するのかもしれませんね。
とにかく、実験小説の域を出ない、手探り状態での執筆でありながら、最初から最後までぶっ飛ばす勢いで書いた記憶があります。
当身・腹パンチ小説といえども技巧の限りをちりばめて書くようになった今となっては、もう書けない作品であるともいえます。
作者としても、作品としても若々しく、瑞々しい青春の一作といってよいと感じています。
この作品があるから、今のぼくがある。
JINという作家の記念碑的作品となりました。
よく、この第一話のファンの方から、「キャラで誰がいちばん好きか?」とのご質問を受けますが、「とくにいません」とお答えしています。
ほんとうにいないのでそうお答えしているのですが、いちばん印象にあるキャラクターは、と問われれば、如月麗さんです。
これは、後半を盛り上げてくれたキャラだからだろう、と自分では思っていますが、読み返してみると、なるほど、一回限りのキャラには惜しいのかもしれないとも思えてきます。
エンディングのシーンなどは、まるでゴルゴ13のマネと言われても仕方ないですよね。
やっぱり、過去の作品は、恥ずかしいです。
↓に収載されております。そのほか、ケータイ電話などからもお買い求めできます。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-159943/
- 2012/06/22(金) 09:15:17|
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男性にももちろんありますが、女性の想像力のほうが、おそらくたくましい。
どこにでもいる、ふつうの真面目なOLが密かに抱くエロスへの妄想を描いてみようと思いました。
しかも、それは、当身や腹パンチへの直接的な嗜好ではなく、指、拳、広い肩、ハンカチといった間接的なもの。
自分でもなぜ男性のそういうパーツに心惹かれるのかがわからない。
そんな主人公が、ひとりの心理学者と出会い、その意味を知らされる、という物語です。
これは、ぼくが長年、自分の嗜癖すなわち、
「なぜ、自分は女性の腹を殴ることに性的興味を感じるのか」
というテーマを研究してきたものをノヴェライズした作品といえます。
むろん、ここで書かれていることだけが理由ではないのですが、難解な理論ばかりを羅列すると読みにくくなってしまうと思い、本作では、ひとつの視点から、この嗜好に光を当ててみました。
自分の性癖に悩んでいる方、その理由を知りたいと望む方にはおすすめの一冊かもしれません。
もちろん、腹パンチ、当身シーンもあります。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-171322/
- 2012/06/20(水) 08:48:17|
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かなり前に近畿を車で旅したことがありました。
その時に通過したある街に、強い異様さを感じたのです。
街ぐるみで、ひとつの宗教に支配されている。
それが他の街とは明らかに異なる建築様式などからはっきりと感じ取れて、正直、「怖い」と思いました。
その時の印象がこの作品の背景になったことと、それ以外にも、ぼくの中でレオに代わる新ヒーロー像の模索が進んでいたことなどが、この作品に反映されました。
レオが弱さのない完璧なヒーローとすれば、戦国美女拳士の天龍寺出雲のように、弱さを持ったヒーローを造れないか、というアイディアのもとに雅堂尊は生まれました。
また、男女が協力して敵に対する、という点も類似させました。
本作では、思い切って、「江戸を斬る」に登場した松坂慶子扮する紫頭巾へのオマージュも込めて、剣の達人が銃で武装した悪漢を退治するという設定にも挑戦しました。
説明不足という消化不良感が残りますが、売れ行き次第では、パート2もあり・・・で、そこで、もう少し、主人公たちの過去を掘り下げていくことができれば、などと目論んでおります。
どうぞ、よろしく。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-162211/
- 2012/06/18(月) 08:14:14|
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執筆当時、NHK大河ドラマは、高視聴率が期待できる状況で、次年放映予定のドラマをモチーフに執筆作品をひねりだすことになりました。
で、翌年の大河が「江」でしたので、戦国を舞台にした作品を書こうと考えました。
いろいろ資料を読んでいて、まず単純に感じたのが、「どの書物も、見てきたように書いている」ということ。
ほんとうに、その人、そんな顔だったの? そんなことしたの? そもそもほんとうにその人、いたの?
素朴な疑問から、百足党の設定が生まれ、その百足党による美女の当身、拉致さらには、それら女性の大名への人身売買を考えつきました。
美月流当身術を究めたグラマーな美女トリオが、拉致された信長の妹(お市の方)を奪還する、というのが縦の流れで、その狭間で、当身、腹パンチ、強姦などのシーンがちりばめられます。
ようやく、全編時代劇という小説を書けたというのは、自分にとってひとつの自信になりましたし、もう少し書きたいと思える作品にもなり、今、パート2を執筆中です。
ただ、これは、エンディングがまとまらず、難航しそうです。
ちなみにエンディングを生めないという深刻な悩みに見舞われるのは、「闇の拳」パート5以来のこと。
つらいぬかるみの中であえいではいますが、なんとか書き終えたいと思っています。
とにかく、本作のテーマである「お市は、歴史通り、無事、浅井長政に嫁げるのか」というところを、どうぞお読みください。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-162212/
- 2012/06/16(土) 08:17:09|
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当身作品を書く以上、時代小説に挑戦してみたい、という願望は、ずっと前からありました。
しかし、当時、時代小説の売れ行きはやや下火で、しかも、電子書籍の主な購読者が若い女性というハードルもあり、全編時代劇というわけにはいかなくなりました。
そこで、主人公の妄想などを絡め、現代劇と時代劇を融合させるストーリーにしてみました。
江戸時代というのは、武士はいったん藩改易となれば二度と仕官はおぼつかない、とまで言われるほどの就職難でしたが、美人に生まれれば、女性は、別。
大奥という階層社会の中で、自分の美貌と権勢欲と機敏さがあれば、どこまででも出世できるという、書き手としては、とてもおもしろい社会。
その中でサディズムとマゾヒズムが交錯しながら、当身、気絶、凌辱が繰り広げられる。
そして、それは、現実の中で専業主婦である主人公が抱えるストレスであり、渇望でもあった。
結末はアンハッピーエンドですが、やはり、この主人公の最後はこれしかないだろうな、と思います。
女が主婦という枷を外してふるまう凄まじさを描いたわけで、そういうところも好きな作品です。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-161659/
- 2012/06/15(金) 15:15:45|
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3冊目は、「忍」です。
このタイトルをどう読んでいただいてもよいのですが、ぼくは、「しのび」と呼んでいます。
言うまでもなく、これは、忍者のことなのですが、この作品では、ふたつのことを書こうと思いました。
ひとつは、「闇の拳」をネット上で断続的に発表している時、当身つまり、一回の打撃で気絶させる嗜好だけでなく、連打を好む読者も多いことを知ったことから、腹への連続打撃を織り交ぜた作品にしようということ。
もうひとつは、ぼくの忍者論を書こうということです。
城郭と城下町からなる藩という国家。これを立派な扇に例えると、忍者は、美しい扇そのものを八つ裂きにはしないのです。
ただ、その要のみを破壊することで、扇を自壊させ、藩を取り潰しに誘います。
そのしたたかなやり口を書いてみようと思ったのがきっかけでした。
また、この頃、女性読者からのご意見をいただき、ぼくの作品は、登場する女性に救いがない、と言われたことも契機になりました。
その意味では、この「忍」の延長上に、「美女の秘拳」があると言ってもよいと思います。
懸命に書いた記憶だけは、今もしっかり心にある作品です。
よろしければ、ぜひお読みください。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-160445/
- 2012/06/13(水) 15:41:11|
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今日は、ぼくにとって二冊目となった「美女の秘拳」です。
主人公である鷹司晴香は、年齢不詳。
身長175センチ、バスト95センチ、ウエスト58センチ、ヒップ90センチの肢体と極上の美貌を活かし、様々な職業になりすまして悪漢に接近、これを破滅させる特殊任務を帯びている、という設定です。
自らをオトリとすることで、故意にターゲットである男からの当身、腹パンチを受ける、という展開になっています。
グラマラスな美女・鷹司晴香(たかつかさはるか)。あるときは、清純な女子大生。また、あるときは、派遣職員。が、彼女の素顔は、自らの肢体を武器に、女の敵を闇に倒す始末師! 弱い女をいたぶる男は、このわたしが許さない! 「わたしは、始末師(ヒットウーマン)。わたしは殺さない。ただ、破滅させるだけ」。都会の闇を舞台に、美しき狩人の戦いの幕が上がる! ・・・というのが、内容紹介です。
この作品は、当身小説家として、初の完全書き下ろし作品。
2話を収載しましたが、1話目は、女性読者向けにソフトに、2話目は、男性読者を意識して多少、ハードにしてあります。
これでも、女性読者からの反感を意識して、全体にだいぶ加減して書いたつもりですが・・・いかがでしょうか。
未読の方で、ご興味のある方は、ぜひ。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-158001/
- 2012/06/12(火) 09:57:42|
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JINと申します。
プロフィールにも書きましたが、主に女性への当身、腹パンチなどをメインに小説を書いている作家です。
まず、初日は、ぼくの処女作となった「闇の拳」シリーズ第1話から第5話までを収載した作品です。
主人公レオは国籍、年齢など一切正体不明。
全世界を覆う拉致組織インクナスに所属する超A級の当身師(キッドナッパー)です。
「闇の拳」シリーズは、もう10年以上前からネット上に存在していますが、このたび、出版に当たり、新世紀篇として第5話を追加して発売となりました。
どのエピソードも気に入っていますが、この第5話は、作者としても特におすすめ。
好事家のみなさまは、ぜひ。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-159943/
- 2012/06/10(日) 11:23:54|
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